スバル、「レヴォーグ」をフルモデルチェンジ 「アイサイトX」搭載

2020年10月19日 13:22

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新型「レヴォーグ」オンライン発表会の様子(画像: スバル発表資料より)

新型「レヴォーグ」オンライン発表会の様子(画像: スバル発表資料より)[写真拡大]

 スバルは15日、ステーションワゴン「レヴォーグ」のフルモデルチェンジを発表した。独自に開発した先進安全運転技術である「アイサイト」や、走行性能が向上しており、新しい魅力に期待がかかる。

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 今回のフルモデルチェンジにあたり、スバルはレヴォーグに対してさまざまな進化を実現している。アイサイトは新世代に入り、車の構造も見直した。さらに1.8L直噴ターボ”DIT”エンジンを採用するなど、レベルアップを果たしている。

 安全運転をサポートするスバルの技術として人気の「アイサイト」がバージョンアップ。車の周囲360度にわたりセンシングを行い、安全性を向上。「新世代アイサイト」として多くのドライバーに安心感を与える。

 これに高度運転支援システムである「アイサイトX」も加わった。3D高精度地図データや準天頂衛星「みちびき」などから受けた情報を活用し、走行場所周辺の状況を把握。渋滞時のハンズオフ走行やカーブでの減速などをサポートする。サポート技術の向上により、ストレスフリーな運転環境に磨きがかかった。

 車の構造は、スバルグローバルプラットフォームにフルインナーフレーム構造を合わせた新しいタイプ。新しいデザインコンセプトとして「BOLDER」を掲げ、スバルのイメージである力強い走りを際立たせる工夫を施している。このデザインコンセプトにより、ワゴン車ながらのスポーティさを表現した。

 ”DIT”エンジンは1.8L直噴ターボをベースに新開発。リーン燃焼という最新技術も用いて、環境性能をレベルアップしている。他にも2ピニオン電動パワーステアリングにより、スムーズなコントロールが可能になるなど、ドライブ面でも使い勝手に優れた1台を目指す。

 車両価格は310万2,000円~409万2,000円。

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