後場の日経平均は26円安でスタート、任天堂やトヨタなどが安い

2020年10月16日 13:14

印刷

記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23481.14;-26.09TOPIX;1624.83;-6.96

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比26.09円安の23481.14円とマイナスに転じて取引を開始した。ランチタイム中の225先物は下げに転じる。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=105円20銭台で推移。午前の日経平均は、米国市場が下げ幅を縮小して取引を終了したことから、小幅安でスタートした。指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が好決算を受けて大幅上昇したことから、日経平均も押し上げられプラスに転じ、午前の取引は終了となった。後場の日経平均はマイナスに転じて取引をスタートし、寄り付き後は下げ幅を拡大し弱含みしている。相場のけん引役のファーストリテイリングが上げ幅を縮小したことで上値が重くなっているようだ。

 セクター別では、医薬品、不動産業、陸運業、精密機器など下落率上位となっており、一方、証券・商品先物取引業、海運業、鉄鋼、電気・ガス業などが上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ソニー<6758>、任天堂<7974>、トヨタ<7203>、武田薬<4502>、レーザーテック<6920>が安い。そのほか、ファーストリテイリング、富士フイルム<4901>、ベイカレント・コンサルティング<6532>、セラク<6199>、サイバーリンクス<3683>が高い。《HH》

関連記事