トレジャー・ファクトリーは21年2月期2Q累計赤字だが回復基調

2020年10月14日 08:34

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

(決算速報)  トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)は10月13日の取引時間終了後に21年2月期第2四半期累計業績を発表した。新型コロナウイルスの影響で赤字となり、未定としていた通期予想を大幅減益・減配予想とした。ただし影響を大きく受けた第1四半期をボトムとして回復基調である。株価はモミ合いの形だ。目先的には大幅減益・減配予想を嫌気する可能性もあるが、下値は限定的だろう。通期予想公表でアク抜けにつながることを期待したい。

■21年2月期2Q累計赤字、通期大幅減益・減配予想だが回復基調

 21年2月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比7.6%減の83億77百万円となり、営業利益が2億63百万円の赤字(前年同期は3億79百万円の黒字)、経常利益が2億22百万円の赤字(同4億21百万円の黒字)、純利益が2億66百万円の赤字(同2億88百万円の黒字)だった。

 新型コロナウイルスによる店舗臨時休業・営業時間短縮の影響で赤字だったが、四半期別に見ると、影響を大きく受けた第1四半期(売上高が前年同期比16.6%減の39億59百万円、営業利益が2億21百万円の赤字)に対して、第2四半期(売上高が2.3%増の44億17百万円、営業利益が41百万円の赤字)は回復基調となった。

 未定としていた通期の連結業績予想は売上高が20年2月期比4.3%減の183億08百万円、営業利益が88.2%減の1億11百万円、経常利益が84.0%減の1億59百万円、純利益が99.0%減の5百万円、配当予想は7円減配の10円(第2四半期末2円、期末8円)とした。

 季節要因で利益の出やすい第1四半期に新型コロナウイルスの影響を大きく受けたため、通期も大幅減益予想としたが、第2四半期は前年比でも増収に転じており、下期は営業黒字予想と回復基調である。EC販売も強化しており、22年2月期の収益拡大が期待される。

■株価は下値切り上げ

 株価はモミ合いの形だが徐々に下値を切り上げている。目先的には大幅減益・減配予想を嫌気する可能性もあるが、下値は限定的だろう。通期予想公表でアク抜けにつながることを期待したい。10月13日の終値は830円、時価総額は約96億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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