【株式市場】好決算株など高いが円高などで日経平均は一時111円安まで軟化

2020年10月12日 12:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万3543円95銭(75円74銭安)、TOPIXは1641.91ポイント(5.47ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少な目で4億538万株

 10月12日(月)前場の東京株式市場は、円高や米国の追加経済対策を巡る期待の後退などが言われ、日経平均は31円安で始まり10時過ぎに111円17銭安(2万3508円52銭)まで軟化した。その後は円高が一服し、トヨタ自動車<7203>(東1)や東京エレクトロン<8035>(東1)などが持ち直し、日経平均も下げ幅を縮めた。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は堅調。

 エムスリー<2413>(東1)やブイキューブ<3681>(東1)がオンライン診療の恒久化方針などを好感されて一段高。いい生活<3796>(東2)や日本情報クリエイト<4054>(東マ)は印鑑省略が不動産業界にも波及すれば有利とされて一段高。ブロッコリー<2706>(JQS)は四半期決算の大幅増益が好感されて急伸。

 東証1部の出来高概算は少な目で4億538万株、売買代金は8183億円。1部上場2170銘柄のうち、値上がり銘柄数は652銘柄、値下がり銘柄数は1408銘柄。

 また、東証33業種別指数は9業種が値上がりし、空運、水産/農林、金属製品、その他製品、不動産、鉱業、小売り、化学、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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