原英莉花が逃げ切り優勝 メジャー初制覇 日本女子オープンゴルフ

2020年10月4日 18:55

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 福岡県若宮市のザ・クラシックGCで行われていた日本女子オープンゴルフ選手権は4日、最終日を迎えた。3日目に6アンダーのハイスコアを出しトータル12アンダーの首位に立った原英莉花と、4打差の2位で追いかける小祝さくらとの一騎打ちとなった。小祝は6バーディ2ボギーとスコアを伸ばすも、原も5バーディ1ボギーでフィニッシュ、トータル16アンダーで黄金世代同士の対決を制した。

 原は昨年6月のリゾートトラストレディス以来ツアー2勝目、メジャーは初優勝。1998年度生まれの黄金世代では、畑岡奈紗、渋野日向子に続く3人目のメジャータイトル獲得となった。

 原はいきなり1番でバーディの好発進をするが、小祝は2番でボギーを叩くスタート。前半は原が2バーディ1ボギーで回るが、小祝も3バーディ2ボギーと追いすがる。

 原は後半も11番から3連続バーディと好調をキープするのに対し、小祝も11番、12番、15番とバーディを続けるハイレベルの戦いとなる。しかし小祝はこのまま4打差を縮められることなく、トータル12アンダーでフィニッシュした。

 3位タイには、この日を5バーディ2ボギーで回った上田桃子と、4バーディ1ボギーで回った仲宗根澄香がトータル8アンダーで入った。

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