26日の香港市場概況:ハンセン1.0%高で3日ぶり反発、HSBC9.2%上昇

2020年9月28日 18:00

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記事提供元:フィスコ


*18:00JST 26日の香港市場概況:ハンセン1.0%高で3日ぶり反発、HSBC9.2%上昇
週明け28日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比240.63ポイント(1.04%)高の23476.05ポイントと3日ぶり、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は80.81ポイント(0.87%)高の9383.40ポイントと6日ぶりにそれぞれ反発した。売買代金は933億4300万香港ドルと低水準が続いている(25日は1167億3300万香港ドル)。

中国指標の改善が好感される流れ。国家統計局は27日、2020年8月の全国工業企業の利益総額が前年同月比で19.1%増加したと報告した。プラス成長は4カ月連続となり、製造業の回復が続いている実態が明らかとなっている。先週末の米株市場で、ハイテク株の買いが継続したことも好感された。ただ、指数は上値の重い場面もみられている。今週後半から始まる国慶節に伴う大型連休(本土市場は10月1~8日が休場、香港は1~2日が休場)を前に、模様眺めのスタンスも漂った。(亜州リサーチ編集部)


ハンセン指数の構成銘柄では、金融大手グループのHSBC(5/HK)が9.2%高、本土大手行の交通銀行(3328/HK)が4.4%高、香港大手行の恒生銀行(11/HK)が3.9%高と上げが目立った。HSBCに関しては、大株主の保有株増も刺激。中国平安保険(2318/HK)傘下の資産管理会社が23日にHSBC1080万株を買い増ししたことが判明した。

セクター別では、中国の銀行・証券が高い。上記した交通銀行のほか、中国農業銀行(1288/HK)が3.3%、中国郵政儲蓄銀行(1658/HK)が2.9%、中信建投証券(CSCフィナンシャル:6066/HK)が5.9%、中信証券(6030/HK)が4.5%ずつ上昇した。

中国の不動産セクターも急伸。中国恒大集団(3333/HK)が20.6%高、広州富力地産(2777/HK)が6.1%高、融創中国HD(1918/HK)が4.3%高、合景泰富地産HD(1813/HK)が4.0%高、万科企業(2202/HK)が3.7%高で引けた。中国恒大集団は先週25日、債務リスク報道を嫌気して9.5%安と大幅続落している。それを受けて、同社は25日引け後、「事業は安定している」と急きょ説明。創業以来、元利払いを怠ったこともないと強調した。

空運キャリアや空港、海運など交通・運輸セクターもしっかり。中国南方航空(1055/HK)が6.6%高、中国東方航空(670/HK)が5.4%高、国泰航空(キャセイ航空:293/HK)が3.1%高、海南美蘭国際空港(357/HK)が7.2%高、北京首都国際機場(北京首都空港:694/HK)が2.0%高、太平洋航運集団(2343/HK)が4.4%高、中遠海運HD(1919/HK)が2.5%高と値を上げた。

半面、半導体や通信設備・工事の銘柄群はさえない。上海復旦微電子集団(1385/HK)が5.6%安、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が3.9%安、ASMパシフィック・テクノロジー(522/HK)が1.7%安、京信通信系統HD(2342/HK)が2.9%安、中国通信服務(552/HK)が0.9%安と下落した。ICファウンドリー中国最大手のSMICに関しては、トランプ政権が同社に対して輸出規制を実施したと報じられたこともネガティブ。この報道に関してSMICは27日、「米国当局から正式な通知を受け取っていない」とのコメントを発表したものの、投資家の不安感は残る状況だ。

一方、本土市場は3日続落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.06%安の3217.53ポイントで取引を終えた。医薬品株が安い。インフラ関連株、素材株、不動産株、証券株、自動車株の一角も売られた。半面、消費関連株の一角は高い。運輸株、エネルギー株、公益株、銀行・保険株、半導体株も買われた。

亜州リサーチ(株)《FA》

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