新型シボレー・コルベット、日本仕様が発表 初の右ハンドルモデル

2020年8月31日 06:51

印刷

新型「シボレー コルベット コンバーチブル」と「シボレー コルベット クーペ」(画像:GMジャパン発表資料より)

新型「シボレー コルベット コンバーチブル」と「シボレー コルベット クーペ」(画像:GMジャパン発表資料より)[写真拡大]

  • 新型「シボレー コルベット」
  • 新型「シボレー コルベット」
  • 新型「シボレー コルベット」

 27日、ゼネラルモーターズ・ジャパンは同社の主力モデルであるシボレー「コルベット」の最新モデルに関して、日本仕様とその価格を発表した。今回の最新モデルで8世代目となる新型「コルベット」は、同車初の右ハンドルになるなど、多くの見どころに注目したい。

【こちらも】新型シボレー・コルベット日本登場 これぞアメリカンエンジンNA、6153ccV型8気筒OHV

 今回の最新モデルは、コルベットとして初の右ハンドルであることがポイント。運転席が右側なら、センターラインに近いポジションのため、道路を見渡しやすくなる。他車から乗り替えるときも、違和感なくドライブを楽しめる。クーペモデルには「2LT」と「3LT」の2トリムを用意しており、ここにコンバーチブルタイプが加わる。

 コンバーチブルは、コルベット初となるリトラクタブルハードトップを採用。屋根を電動で開閉できるだけでなく、48km/hまでであれば、走っている間も16秒で開閉が済む。屋根はトランクスペースへの収納になるが、そのときもゴルフバッグ2個分を収められるスペースが残るなど、実用性もアップしている。

 走行性能もバージョンアップ。6.2L 直噴V8ガソリンエンジンからは、北米仕様のデータながら最大出力495hp、最大トルク637Nmを発揮する。8速デュアルクラッチやブレンボ製のブレーキシステム、パフォーマンスサスペンション マグネティックライドコントロールなど、他のパーツも本格的だ。磨き抜かれた設計により、コルベットの歴史を塗り替えるようなパフォーマンスを堪能できる。

 インテリアでは「クラウドストリーミングナビ」に注目したい。GMジャパンがゼンリンと共同開発した通信型カーナビで、最新の地図を常に表示可能。従来のカーナビのGPSでは測位できないトンネルなどでも、センサーから得た情報により位置を推定可能と、運転状況をキャッチしやすくなっている。

 メーカー希望小売価格は、クーペ 2LTが1,180万円、3LTは1,400万円、コンバーチブルが1,550万円。2021年5月から順次納車をスタートさせる予定だ。

関連キーワード

関連記事