新型シボレー・コルベット日本登場 これぞアメリカンエンジンNA、6153ccV型8気筒OHV

2020年1月7日 19:57

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新型「シボレー コルベット」(画像: ゼネラルモーターズ・ジャパンの発表資料より)

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 シボレー・コルベットと言えばアメリカを代表する、いや唯一の純スポーツカーとなっている。大排気量V8ガソリンエンジン、フロントエンジンリアドライブ(FR)で、「石油は水よりも安い」時代に登場し、ポルシェやフェラーリ、BMW、ベンツそして、ダットサン・240Zなどと競合してきたクルマだ。

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 その一方で、半世紀前であってもボディをグラファイトで造るなど、先進技術を使うことにも積極的であった。どの時代においてもこのシボレー・コルベットを見れば、「アメリカ人の本音が分かる」と言えなくもない。

 新型シボレー・コルベットは、2019年12月18日、幕張メッセで開催された「東京オートサロン2020」で日本初公開となった。新型コルベット(C8)で驚かされたのはMR、エンジンをミッドシップ、つまりホイルベースの中に置きリアをドライブしていることだ。

 それまではFRが当然で、フロントヘビーでアンダーステアがひどく、直線をひた走るには良いが曲がるのに苦労するアメリカンGTの特徴だった。しかし新型コルベットでは、ワインディングを小気味よく走り抜ける「ヨーロピアンスポーツカー」のレイアウトとしてきたことが驚きなのだ。

 その新型コルベットのエンジン仕様を見るとまたびっくり、OHVなのだ。DOHCではカムシャフトをバルブの上に置いてプッシュロッドを省き、プッシュロッドのたわみにより正確なバルブ稼働のタイミングを逃してしまうのを避けている構造だ。

 それは「高回転型エンジン」に必要は構造で、最近のエンジンは高回転型ではなくなったが、燃費向上のためバルブ開閉の調整をしていて、メカニズムとして微妙な調整についていけないプッシュロッドは避けたいところなのだ。

 マツダの「スカイアクティブX」エンジンなど超希燃焼システムを実現しているエンジンのバルブ開閉と燃料噴射、点火タイミングなどの高精度の動きを考えると、OHVはありえない構造なのである。

 新型コルベットの6.2リッターV型8気筒OHV「LT2」エンジン、最高出力:369kW(495hp)/6450rpm、最大トルク:637Nm/5150rpmを見ると、それほどエンジンは低回転でもなく、ターボラグを嫌ってNA(自然吸気)とし、レスポンスは鋭いのではないかと感じる。

 それにエンジンのMR配置を考え合わせると、かなりのスポーツカーであることが窺える。アメリカ版・最新GTの姿と言えるのかもしれない。安価版ポルシェを狙っているのであろうか?(記事:kenzoogata・記事一覧を見る

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