関連記事
Google、Android端末の加速度計を用いた地震検知システム構築へ
GoogleがAndroid OSを搭載した端末を使い、地震検知システム「Android Earthquake Alerts System」を構築すると発表した。日本の地震速報と同様、大きな揺れが来る前に警報通知したり、検索サイトで地震情報を表示させるとしている(Googleブログ、CNET、朝日新聞)。
日本のように全地域に地震計を設置することはコスト的には難易度が高い。そこでAndroid Earthquake Alerts Systemでは、スマートフォンに搭載されている加速度センサーを使って地震であると想定される揺れを検知。検知後は地震検知サーバーに揺れが発生した場所などの大まかな位置情報などが送信される。サーバーは複数の端末からの大量の情報を組み合わせて、地震が発生しているかどうかを把握するという仕組みとなっている。
当初は地震計のネットワークが存在している米国のカリフォルニア州で運用を開始、その後、1年程度をかけて世界的にサービスを広げていくとしている。
スラドのコメントを読む | ITセクション | Google | ニュース | 地震
関連ストーリー:
震源とマグニチュードを誤って震度を予測した緊急地震速報、震度1以上の揺れは観測されず 2020年07月30日
震度7より震度5クラスの地震が発生したほうが高速道路での事故は起きやすいという調査結果 2020年01月17日
深海魚の出現と地震には相関関係は見られず 2019年08月14日
震災時の避難に向けた保険の開発が進む 2019年07月08日
大地震の発生前20~60分前に予兆を観測する新手法 2016年10月05日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- 10cm以上にもなる巨大単細胞生物ハネモ、全ゲノム解読に成功 名大ら 4/24 09:12
- 怒りを「紙に書き」「丸めて捨てる」と怒りが静まる 名大らが確認 4/13 08:51
- 量子もつれの情報伝達速度には限界があった 京大らの研究 4/ 6 16:31
- 全身性強皮症に抗酸化サプリが有効な可能性 ルイ・パストゥール医学研究センター 4/ 5 09:06
- DNAの切断を修復する仕組み解明 がんの原因解明・治療に期待 東大ら 3/22 19:19