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サンコーテクノは21年3月期1Q大幅増益、通期上振れ期待
(決算速報) サンコーテクノ<3435>(東2)は8月6日の取引時間終了後に21年3月期第1四半期の連結業績を発表した。M&A効果で増収・大幅増益だった。通期の減収減益予想を据え置いたが、上振れ期待が高まる。株価は上値の重い展開だが、第1四半期業績を好感する動きとなりそうだ。出直りを期待したい。
■21年3月期1Q大幅増益
21年3月期第1四半期連結業績は、売上高が前年同期比4.3%増の41億18百万円、営業利益が45.1%増の3億11百万円、経常利益が46.0%増の3億15百万円、純利益が49.7%増の2億13百万円だった。
ファスニング事業は各種設備工事需要が減少してやや低調だが、機能材事業がM&A効果で大幅伸長し、全体として増収・大幅増益だった。
通期予想は据え置いて、売上高が20年3月期比2.7%減の180億円、営業利益が22.4%減の11億70百万円、経常利益が22.2%減の11億90百万円、純利益が20.7%減の8億円としている。
新型コロナウイルスの影響で上期に一部建設工事の中断を想定し、人件費の増加などで減益予想としている。下期偏重の計画で通期減収減益予想だが、第1四半期営業利益の第2四半期累計予想に対する進捗率は74.0%である。通期上振れ期待が高まる。
■株価は1Q業績を好感の可能性
株価は上値の重い展開だが、第1四半期業績を好感する動きとなりそうだ。出直りを期待したい。8月6日の終値は913円、時価総額は約80億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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