ALiNKインターネットは天気予報専門サイトを運営、21年2月期増収増益予想

2020年8月5日 09:13

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ALiNKインターネット<7077>(東マ)は、天気予報専門サイト「tenki.jp」運営を主力としている。21年2月期増収増益予想である。第1四半期の進捗率は低水準だったが、通期ベースで収益拡大を期待したい。株価は戻り高値圏から反落したが、調整一巡して出直りを期待したい。

■天気予報専門サイトを運営

 19年12月東証マザーズに新規上場した。天気予報・防災情報・季節情報を配信する天気予報専門メディアで、天気予報専門サイト「tenki.jp」運営(日本気象協会と共同運営)を主力としている。20年2月期実績は約48億PVだった。収入は運用型広告が9割以上を占める。

■21年2月期増収増益予想

 21年2月期の業績(非連結)予想は、売上高が20年2月期比7.5%増の7億99百万円、営業利益が7.7%増の3億77百万円、経常利益が11.9%増の3億66百万円、純利益が24.9%増の2億81百万円としている。

 第1四半期は売上高が1億40百万円、営業利益が50百万円だった。天候の安定や外出自粛などの影響でPV数が減少したようだ。通期予想に対する進捗率は売上高が18%、営業利益が13%と低水準だが、PV数向上に向けた施策を講じていくとしている。通期ベースで収益拡大を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は6月の戻り高値圏から反落してやや軟調だ。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、調整一巡して出直りを期待したい。8月4日の終値は2291円、時価総額は約48億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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