新興市場銘柄ダイジェスト:サマンサJPは急落、Aimingがストップ高

2020年7月21日 16:13

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記事提供元:フィスコ


*16:13JST 新興市場銘柄ダイジェスト:サマンサJPは急落、Aimingがストップ高
<4388> エーアイ 2454 +84
大幅続伸。次世代音声合成エンジンAITalk5を搭載した新製品でPowerPoint専用のナレーションソフト「AITalk5 声プラス」を30日から提供開始すると発表。20日から無料評価版の申し込みを受け付ける。同ソフトを使用すれば、PowerPoint上でプレゼン資料と説明用のナレーション音声をまとめて作成することができるという。利用用途としてeラーニング教材やマニュアル動画などを想定。

<6027> 弁護士コム 10270 +550
大幅反発。弁護士の受任案件の進行状況を可視化し、計画的な進行をサポートする「弁護士ドットコム業務システム」の提供を開始すると発表。起案や交渉、裁判などのフェーズに応じ、対応すべき業務を自動表示する「弁護士業務テンプレート」で効率的な案件の計画・立案を可能にするという、同時に複数の案件を抱える弁護士へのヒアリングに基づいて設計しており、対応漏れの不安解消などに資するとしている。

<6597> HPCシステムズ 2579 +168
急反発。アプリケーション開発のQunaSysと量子コンピュータを応用した量子化学計算領域の技術開発などで合意し、業務提携契約を締結したと発表している。互いに保有する技術・産業知見や顧客基盤などを共有するほか、豊田通商<8015>の支援による事業開発などにも取り組む。革新的な素材・材料研究開発の推進、企業競争力の強化の加速につなげる狙い。

<3911> Aiming 946 +150
急騰しストップ高。16日にサービスを開始したスマートフォン向けゲーム「ドラゴンクエストタクト」が300万ダウンロードを突破したと発表し、買い材料視されている。人気シリーズ「ドラゴンクエスト」のタクティカルRPGで、スクウェア・エニックスが企画・制作し、Aimingが開発を手掛けた。

<7829> サマンサJP 142 -25
急落。5月1日付に開示済みのコナカ<7494>の連結子会社フィットハウスとの合併を受け、東証が合併等による実質的存続性の喪失に係る猶予期間入り銘柄に指定している。猶予期間は合併の効力発生日である21日から24年2月29日まで。サマンサJPが審査を申請し、基準に適合すると認められた場合は猶予期間が解除され、上場は維持される。基準に適合しない場合は上場廃止となる可能性がある。

<7177> GMO-FH 673 +39
大幅反発。20年12月期第2四半期累計(20年1-6月、速報値)の営業利益は前年同期比83.5%増の78.63億円になったと発表している。店頭FXやCFDの取引高が好調に推移し、店頭デリバティブ取引にかかるトレーディング損益が増加した。また、株式等委託売買代金の増加などで受入手数料が増加したことも利益拡大に寄与した。《ST》

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