VW、小型SUV「T-Roc」発売 3つの便利なポイントは?

2020年7月20日 15:36

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フォルクスワーゲン・T-Roc(画像・フォルクスワーゲン・ジャパン発表資料より)

フォルクスワーゲン・T-Roc(画像・フォルクスワーゲン・ジャパン発表資料より)[写真拡大]

 フォルクスワーゲングループジャパンは7月15日、最新モデルである小型クロスオーバー「T-Roc」を発売し、早くも話題を呼んでいる。既存のコンパクトSUVの概念を覆す魅力が詰まった1台だが、中でも使い勝手に注目し、3つのメリットを見てみたい。

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■広範囲なラゲッジスペース

 T-Rocは、コンパクトSUVのイメージを覆すほど車内が広い。特にラゲッジスペースは、通常時が445L、後部座席の背もたれを倒せば1290Lにもなる。

 キャンプ用品などの大きな荷物も運べるほか、買い物帰りでもカーペットや電化製品など、サイズが多少大きいものも持ち帰れるかもしれない。

 コンパクトサイズのクルマでは多くの荷物を積み込めないとして諦める人も多いようだが、T-Rocは柔軟なキャパシティを誇ることから、様々な目的に利用可能だ。

■安全機能も充実

 T-Rocは安全機能も充実していることから、安全性を重視したい人にも向いているだろう。

 たとえば「ブラインドスポット・ディテクション」は、斜め後ろから迫った車や、バック時の障害物など、死角に迫った危険も教えてくれる。また「フロントアシスト」では、前方の歩行者や車両を検知し、衝突を未然に防ぐサポートを行う。ドライバーの疲れを知らせる「Fatigue Detection System」も備わるなど、毎日の運転をサポートする安全機能も充実している。

■コックピットの多機能性にも注目

 コックピットもドライバーの様々なニーズに対応する。フォルクスワーゲンが独自開発したインフォテインメントシステム「Discover Pro」は、スマートフォンのようにワンタッチ操作が可能。カーナビだけでなく、テレビや音楽再生機能としても使える。

 また「Active Info Display」では、コックピットのインフォテインメントに走行中の場所を中心とした地図や、スピードメーターなどの表示をカスタマイズできる。状況に合わせて最適な画面設定ができるため、多くの人のカーライフに合うだろう。

 以上、T-Rocの利便性における3つのポイントを紹介した。コンパクトSUVとしても力強い走りを誇るので、購入時は使い勝手とのバランスで判断していただきたい。

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