【株式市場】主力株に強さみられ日経平均は前引けにかけて小安いがTOPIXは高い

2020年7月8日 13:44

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万2571円55銭(43円14銭安)、TOPIXは1572.73ポイント(1.02ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億2036万株

 7月8日(水)前場の東京株式市場は、トヨタ自動車<7203>(東1)や武田薬品工業<4502>(東1)が寄り付き前後に安くなったものの一気に回復して堅調に推移し、JR東日本<9020>(東1)も同様のトレンドで堅調など、主力株の一角に強さがみられた。日経平均は取引開始直後の149円61銭安(2万2465円08銭)を下値に切り返し、10時40分にかけては53円26銭鷹(2万2667円95銭)まで上げた。前引けは小安くなったがTOPIXは高い。

 保土谷化学<4112>(東1)が急伸し、今朝の日経新聞が米アップルの「iPhone」全新機種に有機ELを採用と伝えたことなどが材料視され、ブイ・テクノ<7717>(東1)などの関連株が高い。スガイ化学<4120>(東2)は新しいタイプの喘息薬の中間物を供給していることなどが注目されて高い。買取王国<3181>(JQS)は6月の月次が好感されてストップ高買い気配。アスカネット<2438>(東マ)は「ASKA3Dプレート」の非接触タッチパネルが無添くら寿司店舗での実証実験に採用されたとの発表をを受けて活況高。    東証1部の出来高概算は5億2036万株、売買代金は9529億円。1部上場2171銘柄のうち、値上がり銘柄数は1027銘柄、値下がり銘柄数は1043銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種が値上がりし、電力・ガス、陸運、水産・農林、医薬品、食料品、機械、小売り、卸売り、情報・通信、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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