J1再開、鹿島が連敗 大阪ダービーはセレッソが敵地で17年ぶり勝利

2020年7月5日 07:25

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 4日、新型コロナウイルスの影響で2月下旬以来中断していたサッカーJ1リーグが再開され、各地で第2節が行なわた。川崎フロンターレはホームで鹿島アントラーズと対戦、2-1で勝利。鹿島は2連敗でクラブ史上初のリーグ最下位から抜け出せず、今季の公式戦は4連敗となった。

 前半2分、川崎FはPA左から家長昭博がゴール前に浮き球を供給すると、これに合わせた谷口彰悟のダイレクトシュートが先制点となる。前半30分、川崎Fは家長が右サイドから上げたクロスをPA左で受けた長谷川が、左足でサイドネットに突き刺ささる豪快なゴールで追加点を奪う。

 前半32分、鹿島はゴールニアサイドへ鋭く曲がるCKを、川崎Fのダミアンがヘッドでクリアしようとしたがそのままゴールイン、オウンゴールで1点を返す。鹿島は後半40分に染野唯月のシュートがバーを直撃するなど、チャンスが得点にならず、1-2のまま終了した。

 ガンバ大阪はホームでセレッソ大阪と対戦、1-2で敗れた。G大阪がホームでの大阪ダービーで敗れたのは17年ぶり。G大阪の遠藤保仁は先発出場し、J1出場632試合の新記録を達成した。

 前半アディショナルタイム、C大阪は丸橋祐介が左サイドの深い位置から低いクロスを供給すると、PA中央で奥埜博亮が合わせて先制点を奪う。後半17分、C大阪は丸橋のミドルシュートで追加点を奪う。G大阪は後半23分、アデミウソンがPKで1点を返すにとどまった。

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