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中国の衛星利用測位システム「北斗」、最後の衛星打ち上げ成功 システム完成
記事提供元:スラド
Anonymous Coward曰く、
中国が23日午前9時43分、中国版GPS「北斗」で使用する人工衛星の打ち上げと軌道投入に成功した。北斗を構成する衛星の最後の1台となり、これによって「北斗」のシステムは完成を迎えることになる。
北斗は55基の衛星で構成され、その中から35基を使用して運用する。これは米国のGPSの31基を上回っており、また精度についても民用でも最高で10センチ単位での計測が提供可能であるようだ。
北斗を使った位置サービスもすでに提供しており、中国が主導して周辺国家と進めている国土開発計画「一帯一路」関連のインフラ工事に使われているという。またファーウェイやシャオミ製の通信端末約300機種も北斗に対応している。北斗の完成は中国の持つ宇宙とテクノロジーへの野心実現のための重要な一歩になる(日経新聞、Bloomberg、Slashdot)。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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