【株式市場】東京都や米国でのコロナ感染増が注視され日経平均は110円安を上値反落模様

2020年6月25日 12:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万2234円80銭(299円52銭安)、TOPIXは1561.63ポイント(18.87ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億6369万株、

 6月25日(木)前場の東京株式市場は、米北東部や東京都の新型コロナ感染者拡大、NYダウの710ドル安などがあり、日経平均は246円安で始まった。東京エレクトロン<8035>(東1)などが始値をほぼ安値として回復したため、日経平均も10時頃には110円91銭安(2万2423円41銭)まで回復。その後は円高などを受けて伸び悩み、前引けにかけて再び下値を探った。

 オリンパス<7733>(東1)が映像事業の売却を注目材料に急伸。キーウェアソリューションズ<3799>(東2)は6月11日に実施した発行株数の16%に達する規模の自社株買いの効果が期待されて一段高。リグア<7090>(東マ)は「健康寿命を延ばし…」とのグループビジョンが都知事選の有力候補の政策に合致とされて出直り拡大。アイレックス<6944>(JQS)はNTT<9432>(東1)とNEC<6701>(東1)の資本提携・5G共同推進との観測報道を受け動意活発化。

 東証1部の出来高概算は6億6369万株、売買代金は1兆1467億円。1部上場2168銘柄のうち、値上がり銘柄数は430銘柄、値下がり銘柄数は1670銘柄。

 また、東証33業種別指数は精密機器①業種のみ値上がりした。値下がり率の小さい業種は化学、情報・通信、食料品、医薬品、陸運、小売り、電気機器、など。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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