東京金概況:上昇、警戒感払しょくできず金需要根強い

2020年6月24日 16:24

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:24JST 東京金概況:上昇、警戒感払しょくできず金需要根強い
TOCOM金 21年4月限・日中取引終値:6065円(前日日中取引終値↑27円)

・推移レンジ:高値6079円-安値6052円

24日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は上昇した。昨日の米国市場でダウ平均が上昇した流れを受けた東京市場だが、新型コロナウイルス感染再拡大への警戒感が払しょくできず、株式市場は方向感を欠く動きとなった。米国では複数州で1日当たりの新規感染者数が急増していると伝えられており、感染再拡大はすでに現実のものとなりつつある。安全資産とされる金の需要は根強く、金先物は堅調に推移した。新型コロナの収束が見通せず、金先物は当面堅調に推移するとの見方が広がりつつあるようだ。《YN》

関連記事