【株式市場】日経平均は後場高値引けとなり終値でも2月21日以来の2万3000円台を回復

2020年6月8日 16:52

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万3178円10銭(314円37高)、TOPIXは1630.72ポイント(18.24ポイント高)、出来高概算(東証1部)は17億307万株

 6月8日(月)後場の東京株式市場は、前場上げた空運株が一進一退になった一方、JR東日本<9020>(東1)や東急電鉄<9005>(東1)などがジリ高となり、日本製鉄<5401>(東1)やサッポロHD<2501>(東1)などの景気敏感・消費回復関連株も一段ジリ高。日経平均は260円高で始まり、14時を過ぎるまで一進一退だったが、大引けにかけて上値を追い、本日の高値で終了した。終値での2万3000円台は2月21日以来になる。

 後場は、DLE<3686>(東1)が米社への出資など注目されて5日連続ストップ高となり、筆頭株主の朝日放送GHD<9405>(東1)も前場ストップ高で値が付いたまま大引けまで買い気配。アクロディア<3823>(東2)は塩野義製薬<4507>(東1)の新型コロナウイルス抗体検出キット発売との発表を受け11時頃にストップ高となったまま大引けまで買い気配。

 東証1部の出来高概算は17億307万株(前引けは7億8004万株)、売買代金は2兆8713億円(同1兆2966億円)。1部上場2169銘柄のうち、値上がり銘柄数は1592(同1292)銘柄、値下がり銘柄数は526(同795)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けは25業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、鉄鋼、銀行、保険、その他金融、石油・石炭、空運、不動産、海運、証券・商品先物、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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