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勉強が楽しくなる子供の「集中力」の鍛え方

2020年6月7日 07:49

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 緊急事態宣言も解除され、子供の登校も始まって日常が戻りつつある。とはいえ、休み中に勉強がおろそかになっていた子供も多く、みっちり勉強していた子供との学習格差は広がっている。しかし、幸いにして、新学期が始まったばかりであり、やり方によってはいくらでも追いつく事が出来る。そのカギは「集中力」である。

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■勉強が嫌いな子供は集中が分からない?

 子供がだらだらと勉強しているのを見ると、つい「集中しなさい」と怒りたくなる。しかし、そんな事を言っても、子供は生返事をするだけで、身を入れて勉強する事は無い。それは子供が「集中する」という事が分かっていないからだ。

 もちろんゲームをしている時などは、確かに集中はしている。しかし、好きな事をしている時の「没頭」と、真剣に勉強する「集中」とは、また別の物である。目的意識があって勉強をがんばっている子供でもない限り、「集中しなさい」と言って集中できる子供はそんなに多くはない。

 子供が、集中とは「嫌な事をひたすらやらされる時間」として認識する前に、集中する感覚を教えよう。

■集中力は鍛える事が出来る

 低学年なら10分程度から。計算ドリルでも何でもいいのだが、親と子供が競争して解いてみよう。親へのハンデは子供に決めさせて、勝った方には小さなご褒美をあげる(おやつを多く食べられる程度でよい)。これだけでも、子供は張り切って10分という時間の中で、精一杯の努力をするだろう。親に勝てばもちろん嬉しいし、すぐにご褒美がある事でもテンションが上がる。

 もう少し大きい子供だと、親と競争などはしないかもしれない。それでも時間を決めて、これだけの問題を解く事が出来たら、アニメを見ていいなど工夫してみる。ポイントは、必死にならないと決められた時間では終わらない位の量を与える事だ(終わらなくても、叱ってはいけない)。

 必死に問題を解き終わった後の達成感を味わってもらう事が大切である。まずは欲張らず、小さな集中から始める事。慣れてきたら、だんだん時間を長くし、毎日続ける事。短時間で、多くの問題を一生懸命に解く事が、集中力を養う大きな力になる。

■集中力が身につくようになると

 集中力が最大に高まった時、脳を最大に生かす事が出来る。短い時間で、大量の行動が出来るようになるし、普段出ない力を発揮する事も出来る。さらに集中が続くと、多幸感や恍惚感をも感じる事が出来、勉強する事が楽しくなるのだ。

 「うちの子は集中力が無い」と嘆くなら、集中力を身につける手伝いをしてみてはいかが。

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