東京金見通し:上昇、米雇用指標の悪化や円安が押し上げ要因

2020年6月5日 07:30

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記事提供元:フィスコ


*07:30JST 東京金見通し:上昇、米雇用指標の悪化や円安が押し上げ要因
TOCOM金 21年4月限・夜間取引終値:6012円(前日日中取引終値↑47円)

・想定レンジ:上限6040円-下限5090円

5日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は上昇しそうだ。昨日発表された米新規失業保険申請件数が予想を上回り、米国市場で景気悪化見通しが強まる場面もあったが、経済再開による景気回復期待は強く、外為市場では安全資産とされる円が売られる展開となり、一時1ドル=109円10銭台後半まで円安が進んだ。円安・ドル高が金先物価格の押し上げ要因となり、ナイトセッションでは一時55円高まで上昇する場面があった。今日はこの流れが継続し、金先物は上昇しそうだ。《YN》

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