【ドル円・5月第4週】寄付きから引けまで同様の展開【テクニカル分析】

2020年5月23日 19:27

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 今週のドル円について、「ドル円相場はボラティリティ縮小、取引するメリットはない」このような結論となった。

【前回は】【ドル円・5月第3週】中期的な買い場を探るべきか?【テクニカル分析】

●マクロ環境のドル円
●ミクロ環境のドル円

 本記事では、ローソク足チャートからテクニカル分析を行い、ドル円の来週の展望を考える。

【マクロ環境のドル円】方向感のない長期相場

 5月のドル円相場も来週で月足が確定する。

 現状のドル円相場は、月足を見れば一目瞭然だ。3月の月足に収まる低ボラティリティの相場である。
 
 長期目線は先週同様に変わらない。「ディセンディング・トライアングル」の形だ。

 Sell in mayについて、言及したが実際には、売りと買いの両方も値幅を狙ったトレードが出来ていない現状だろう。

 長期的なドル円の相場においては、3月の月足四本値が今後の大きな節目だ。今回も同様の数値を共有する。

●始値107.385円
●終値107.494円
●安値101.180円
●高値111.715円

 ボラティリティの縮小と共に、月足は下目線だが明確な方向感は持たない。

【ミクロ環境のドル円】シナリオ通り、買い手の利ざやは狭い

 先週のドル円相場を日足から分析する。

 明確にボラティリティのなさが現れており、上値・下値共にほとんど動いていない状況だ。

 この時点で、先週においては日足以下のデイトレード・スキャルピングが取引チャンスがある。今のドル円相場では、積極的に中期ベースの戦略すら持つことは難しい。
 

 先週の4時間足チャートでは、上昇ウェッジを形成し、一旦は価格を上げると想定できた。

 しかし、ウェッジ上限を試すほど深い押し目を付けない限り買いを検討するメリットはないとシナリオを先週お伝えした。

 実際に、深い押し目をドル円相場は付けず推移、結果として30pips程度の高値更新で終えた。

 さらに、引けにかけて陰線を数本付け、週足レベルでは上髭を残している。やはり、押し目がなければ弱気相場に変化はないだろう。

 寄付きか引けにかけて売られる展開に関しては既視感がある。

 週足を見ると、一目で理解できるだろう。先週の週足に関しても上髭の陽線、今週のドル円も同様に上髭の陽線だ。

 月曜日の寄付き相場からジリ上げ相場を展開し、寄付き金曜日の市場では欧州時間から米国市場の引けまで陰線数本で押し下げる展開が分析できる。

 1週間の寄付きか引けにかけて見られる、寄付きジリ上げ・引けで押し下げの規則性をヒントに短期取引が賢明ではないだろうか?(記事:ゆうき@FX系ライター・記事一覧を見る

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