【株式市場】日経平均は大引けにかけ一段高、半導体関連や中国景気関連株も動き上げ幅広げる

2020年4月14日 16:00

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は1万9638円81銭(595円41銭高)、TOPIXは1433.51ポイント(27.60ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億689万株

 4月14日(火)後場の東京株式市場は、ソニー<6758>(東1)や東京エレクトロン<8035>(東1)が前引けより一段高く始まり、日経平均も70円ほど高い428円高で始まった。米国の夜間取引で株価指数先物が高いとされ、日経平均は13時頃に500円高、13時20分には600円高と上げ幅を拡大。14時40分過ぎには662円59銭高(1万9705円99銭)まで上げ、大引けも大幅な反発となった。1万9700円台は、取引時間中としては3月11日以来。

 後場は、中盤に北朝鮮の短距離ミサイル発射が伝えられたが、日経平均はほどなく一段と上げ幅を広げた。中国株が高いとされて安川電機<6506>(東1)が一段ジリ高基調となり、ファミリーマート<8028>(東1)も業績予想などが注目されてジリ高基調を継続。出前館<2484>(JQS)は外出自粛を促進する目的で渋谷区(東京都)と協働との発表が注目され中盤に一段高。ミクリード<7687>(東マ)は営業時間を短縮する酒場などの利便を図るサービスが注目されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は増加して13億689万株(前引けは5億6285万株)、売買代金も増加して2兆2679億円(同9886億円)。1部上場2169銘柄のうち、値上がり銘柄数は1649(同1298)銘柄、値下がり銘柄数は465(同787)銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種(前引けは29業種)が値上がりし、上がり率上位は、小売り、海運、サービス、輸送用機器、非鉄金属、鉄鋼、電気機器、その他製品、機械、精密機器、不動産、金属製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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