アールシーコアは売り一巡

2020年4月9日 06:57

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 アールシーコア<7837>(JQ)はログハウス「BESS」を販売している。当面は新型コロナウイルス感染拡大の影響に注意必要となるが、中期的に収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化で年初来安値を更新する場面があったが、売り一巡して出直りを期待したい。

■ログハウスのオリジナルブランド「BESS」を販売

 自然材をふんだんに使った個性的な木の家であるログハウスのオリジナルブランド「BESS」の販売を、国内直販部門、連結子会社BESSパートナーズ(BP)社、および国内販社で展開している。19年3月期のセグメント別売上構成比は直販部門が32%、販社部門が52%、BP社が17%である。FCを中心とした事業展開で高資本効率を実現している。

 19年3月期末の展示場は45拠点である。18年4月からは単独展示場の呼称を「LOGWAY」に変更し、東京都昭島市に直営の「LOGWAY BESS多摩」をオープンした。東京・代官山「BESS スクエア」および神奈川・藤沢市「BESS 藤沢」に続く3カ所目の直営拠点である。

 収益は直販部門とBP社の「BESS」売上、販社からのロイヤリティ収入および販社へのキット部材売上などである。四半期収益は物件引き渡し件数・時期などで変動しやすい特性がある。

 中期経営計画(18年3月期~20年3月期)では目標数値に20年3月期売上高200億円、営業利益率8%、ROE18%、重点戦略にBESSファンが集う「触媒力」の拡大、新時代の暮らし方「梺(ふもと)ぐらし」創出、BESSブランドを旗印とした「販社制度」の強化、そして「生産革新」の実行を掲げている。

■20年3月期黒字予想

 20年3月期連結業績予想(1月31日に下方修正)は、売上高が19年3月期比41.2%増の175億円、営業利益が1億円の黒字(19年3月期は6億35百万円の赤字)、経常利益が80百万円の黒字(同6億80百万円の赤字)、純利益が30百万円の黒字(同5億41百万円の赤字)としている。配当予想は19年3月期と同額の50円(第2四半期末25円、期末25円)である。

 山火事に起因するカナダ材調達難による部品納品遅延が収束して大幅増収だが、BESSパートナーズが元地区販社から運営を継承した拠点における体制整備が遅れ、物流費の高騰なども影響して業績予想を下方修正した。ただし黒字は確保する見込みだ。

 なお第3四半期累計は、売上高が前年同期比46.2%増の125億59百万円、営業利益が1億99百万円の赤字(前年同期は7億80百万円の赤字)、経常利益が2億04百万円の赤字(同7億80百万円の赤字)、純利益が2億23百万円の赤字(同5億36百万円の赤字)だった。増収効果で赤字が縮小した。受注高は16.0%増の112億04百万円、受注残高は133億33百万円だった。

 当面は新型コロナウイルス感染拡大の影響に注意必要となるが、中期的に収益拡大を期待したい。

■株主優待は3月末と9月末の株主対象

 利益配分については、DOE(純資産配当率)を重視した長期的視点での安定配当を行うことを基本とし、当面はDOEを7%程度まで高めることを目標としている。株主優待制度(毎年3月末および9月末時点の株主対象)については、優待内容を一部変更(BESS住宅新築工事割引の廃止を20年3月末基準日から適用。詳細は会社HP参照)した。

■株価は売り一巡

 株価は地合い悪化で年初来安値を更新する場面があったが、売り一巡して出直りを期待したい。4月8日の終値は750円、前期推定連結PER(会社予想連結EPS7円12銭で算出)は約105倍、前期推定配当利回り(会社予想50円で算出)は約6.7%、前々期実績連結PBR(前々期実績連結BPS900円81銭で算出)は約0.8倍、時価総額は約34億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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