日経平均寄与度ランキング(大引け)~ 日経平均は大幅反落、ソフトバンクGが1銘柄で約67円分押し下げ

2020年3月6日 17:17

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記事提供元:フィスコ


*17:17JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~ 日経平均は大幅反落、ソフトバンクGが1銘柄で約67円分押し下げ
6日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり5銘柄、値下がり220銘柄、変わらず0銘柄となった。

日経平均は3日ぶり大幅反落。5日の米国市場でNYダウは大幅反落し、969ドル安となった。4日にはカリフォルニア州で非常事態宣言が出るなど、米国でも新型コロナウイルスの感染が広がり、経済や企業業績に悪影響を与えるとの懸念が強まった。本日の日経平均も米株安の流れを引き継いで319円安からスタートすると、その後下げ幅を拡大。円相場が一時1ドル=105円台後半まで上昇したことや、アジア株が総じて軟調だったことも重しとなり、後場には20613.91円(前日比715.21円安)まで下落する場面があった。

大引けの日経平均は前日比579.37円安の20749.75円となった。終値としては昨年9月4日以来の安値水準となる。東証1部の売買高は17億4964万株、売買代金は2兆8335億円だった。業種別では、全33業種がマイナスとなり、鉄鋼、証券、非鉄金属が下落率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の98%、対して値上がり銘柄は2%となった。

値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>で1銘柄で日経平均を約67円押し下げた。同2位は東エレク<8035>となり、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、エーザイ<4523>、リクルートHD<6098>、TDK<6762>などがつづいた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは日本製鉄<5401>で7.47%安、同2位は神戸製鋼所<5406>で7.29%安となった。

一方値上がり寄与トップは7&iHD<3382>で1銘柄で日経平均を約8円押し上げた。同2位はエムスリー<2413>となり、明治HD<2269>、宝HD<2531>、東京ガス<9531>も上昇。7&iHDはスピードウェイ買収断念が伝わり、財務負担懸念が後退したとの見方から逆行高となり6%近く上昇。日経平均構成銘柄で上昇したのは5銘柄のみにとどまった。


*15:00現在

日経平均株価  20749.75(-579.37)

値上がり銘柄数  5(寄与度+8.66)
値下がり銘柄数 220(寄与度-588.03)
変わらず銘柄数  0

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<3382> 7&iHD 3842 214 +7.71
<2413> エムスリー 2996 9 +0.78
<2269> 明治HD 6660 10 +0.07
<2531> 宝HD 841 2 +0.07
<9531> 東ガス 2205 4.5 +0.03

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンクG 4783 -309 -66.79
<8035> 東エレク 22435 -525 -18.91
<6954> ファナック 17150 -475 -17.11
<6367> ダイキン 13970 -470 -16.93
<4523> エーザイ 7842 -423 -15.24
<6098> リクルートHD 3761 -127 -13.72
<6762> TDK 10220 -360 -12.97
<6857> アドバンテ 4885 -165 -11.89
<8028> ファミマ 2261 -80 -11.53
<9433> KDDI 3217 -53 -11.46
<4503> アステラス薬 1652 -59.5 -10.72
<4543> テルモ 3517 -73 -10.52
<9983> ファーストリテ 54770 -270 -9.73
<7951> ヤマハ 4945 -255 -9.19
<7269> スズキ 3964 -252 -9.08
<7267> ホンダ 2687.5 -121.5 -8.75
<6758> ソニー 6704 -225 -8.11
<4063> 信越化 11780 -220 -7.93
<7203> トヨタ 6794 -214 -7.71
<4021> 日産化学 4400 -205 -7.38《AK》

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