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エヌ・シー・エヌは底値圏、21年3月期収益拡大期待
エヌ・シー・エヌ<7057>(JQ)は、独自開発の木造建築システム「SE構法」を提供している。20年3月期は下方修正して減益予想となったが、21年3月期の収益拡大を期待したい。株価は急落して19年4月の安値に接近する場面があったが、ほぼ底値圏だろう。
■木造建築システム「SE構法」を提供
19年3月JASDAQに新規上場した。独自開発の耐震性の高い木造建築システム「SE構法」を、工務店中心の登録施工店ネットワークを通じて提供している。子会社MAKE HOUSEは住宅業界向けBIMソリューションを開発している。木造住宅向けの構造計算料や建築部材販売が収益柱である。
■21年3月期収益拡大期待
20年3月期連結業績予想(2月13日に下方修正)は、売上高が19年3月期比1.2%増の65億93百万円、営業利益が20.0%減の2億09百万円、経常利益が21.2%減の2億49百万円、純利益が25.3%減の1億81百万円としている。
下方修正して減益予想となった。住宅分野における消費増税の影響が想定以上となり、販管費も想定以上に増加する見込みだ。21年3月期の収益拡大を期待したい。
■株価は底値圏
株価は急落して19年4月の安値に接近する場面があったが、ほぼ底値圏だろう。2月21日の終値は986円、時価総額は約32億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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