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家庭で始める義務教育からの大学入試思考力対策

2020年2月11日 11:52

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 2021年から導入される大学入試共通テストでは、思考力が問われると言われている。ところが、それは早いうちから習慣化して取り組まないと身につかない。そこで、家庭で手軽に出来るアクティブラーニングの手法を取り入れた学習方法を紹介する。

【こちらも】アクティブラーニング、9割の高校が導入 半数が意欲向上効果ありと評価

■大学入学共通テストとアクティブラーニング

 先月行われた大学入試センター試験は今年度で廃止され、代わりに大学入学共通テストが2021年1月から実施される。いくつか見送りになった変更点もあり、現時点では思考力を問われる出題傾向になることが大きな目玉として取り上げられている。

 その思考力を養うためにアクティブラーニングが有効だと言われている。アクティブラーニングは大学で取り入れられ始め、今日では一部小中高校でも実施されている。 

 文科省資料(2016年12月21日付、中央教育審議会答申)によると、「思考力」を含めた3つの能力の獲得が将来社会で必要だとしたうえで、その能力が生徒たちに身につくように教育する、学習方法のひとつということになっている。

 具体的には、「(自ら疑問を持ち、必要な情報を集めることを通じた)主体的な学び」、「(グループワークやワークショップを通じた)対話的な学び」「(異なる視点や新たな気づきを通じた)深い学び」の、3つを繰り返して学習する方法と説明される。

■アクティブラーニングの家庭での応用

 思考力は英単語や物理の公式を覚えるのとは異なり、時間をかけて何度も繰り返さないと身につかない。

 そこで、早いうちから思考力を高めるために家庭でも親子で出来る簡単なトレーニング方法があるので、紹介したい。 (図1参照)


 教育現場で行われているアクティブラーニングは、「課題設定」→「情報収集」→「整理・分析」→「まとめ(気づき)」という順でサイクルを回しながら繰り返し実施する。

 実際に家庭で行う際は、図1の会話事例のように身近な話題から始めてもらいたい。方法は次のとおりである。(1)身近な題材を見つけ、(2)なぜそう思ったのか、など、情報収集を促す。(3)因果関係を明らかにするなどの分析を行う。(4)学習者に結論をまとめさせる。保護者は出来れば気づいた事柄をフィードバックして次の学びにつなげる。 以上の手順で行うと効果的である。

■アクティブラーニングは学習方法のひとつ

 アクティブラーニングの要は「対話的学習」であるため、学習者が仲間とともに学ぶ機会があればそれはそれで良い。

 ただし、アクティブラーニングを行えば必ず思考力が身につくというものではない。今までの学習より効果的に学べることと、早いうちから家庭でも手軽に取り組むことが出来、学習者がより楽しみながら能力を伸ばしていけることが主眼となる。(記事:猪名川 海豹・記事一覧を見る

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