日経平均は67円安でスタート、ファナックやSUMCOが軟調

2019年12月16日 09:32

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23955.20;-67.90TOPIX;1737.86;-2.12

[寄り付き概況]

 16日の日経平均は前週末比67.90円安の23955.20円と反落スタート。13日の米国株式市場でダウ平均は3.33ドル高の28135.38、ナスダックは17.56ポイント高の8734.88で取引を終了。小幅下落して寄り付いたものの、米中通商交渉で中国が会見を開き、第一段階目の合意に達したことで買いが広がった。しかし、その後は小幅な値動きで揉み合う展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円安の23900円。本日は先週末の大幅上昇に対する利益確定の流れが先行する想定内の展開に。また、今週もIPOラッシュとなり、本日はベース<4481>、JMDC<4483>、ランサーズ<4484>が上場する他、大日本住友製薬<4506>との再生細胞医薬品「SB623」の共同開発やライセンス契約を解消したと発表したサンバイオ<4592>などの動向もあり、新興市場に市場の関心が向かいやすい。

 売買代金上位では、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、神戸物産<3038>、資生堂<4911>などが堅調な一方、ファナック<6954>、SUMCO<3436>、コマツ<6301>などが軟調。業種別では、ゴム製品、精密機器、鉱業などが下落率上位に。《US》

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