日経平均は385円高でスタート、信越化や東エレクが上昇

2019年12月13日 09:45

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23810.56;+385.75TOPIX;1738.45;+25.62

[寄り付き概況]

 13日の日経平均は前日比385.75円高の23810.56円と大幅に続伸で取引を開始した。12日の米国株式相場は上昇。トランプ大統領が米中合意を示唆するツイートを行ったほか、米国が中国に対して15日に予定される追加関税の中止と既存関税措置の減額を提案したことが伝わり、堅調推移となった。これを受けて、銀行や自動車・自動車部品、半導体株を中心に物色された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比300円高の23700円(3月限)と大幅に上昇。この流れから、本日の日経平均は、先物オプション特別清算指数算出(SQ)要因も重なって幅広い銘柄に買いが先行し、大幅に続伸スタートとなった。その後も上げ幅を400円超拡大する展開となっている。なお、12月SQ値は概算で23895.88円との観測。

 業種別では、非鉄金属、保険業、海運業、機械、輸送用機器、鉱業、石油・石炭製品、化学、ガラス・土石製品などを筆頭に全業種がプラスで推移している。売買代金上位では、東京エレクトロン<8035>、信越化<4063>、TDK<6762>、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>、ホンダ<7267>などを筆頭に上位銘柄が全面プラスで推移している。《US》

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