想定内のこう着といったところ/後場の投資戦略

2019年12月9日 12:17

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23461.59;+107.19TOPIX;1720.45;+7.09

[後場の投資戦略]

 日経平均は23500円を回復して始まったが、その後は方向感の掴みづらい展開となっている。もっとも、重要イベントを控えているほか、地政学リスクを若干警戒する動きもみられており、想定内のこう着といったところであろう。英国では欧州連合(EU)との関係を決める総選挙が12日に迫っている。予測困難であり、しかも金融投資にとって影響度が大きいだけに、新たなポジションは積み上げづらい。さらに、15日に米国が予定している中国製品への新たな関税の発動の行方を見極めたいところである。そのほか、北朝鮮は「重要な実験に成功した」と伝えられており、若干ながら地政学リスクを警戒する向きもあるだろう。

 そのため、日経平均の足元でのレンジ相場は継続しやすく、リバランスの商いが中心になりそうである。上方修正など個別に材料の出ている銘柄等へは短期筋の値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。ただし、足元で強い動きをみせていた中小型株については、重要イベントを控えて、いったん利益確定に向かわせる可能性がありそうだ。調整局面においての押し目買い意欲の強さが窺える半面、上値追いには慎重にならざるを得ないところでもある。そのほか、週末にメジャーSQを控えているため、先物市場においてもロール中心の商いとなり、仕掛け的な動きも出難いだろう。《AK》

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