【株式市場】日経平均は大引けにかけて117円高まで上げ2日続伸

2019年11月18日 15:40

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万3416円76銭(113円44銭高)、TOPIXは1700.72ポイント(4.05ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億2347万株

 11月18日(月)後場の東京株式市場は、香港株式が高く、ハンセン指数は1%前後の上昇と伝わり、日経平均は前引け値を40円近く上回る96円高で始まった。前場上げた半導体関連株は高値もみ合いに転じたが、代わってエーザイ<4523>(東1)や小野薬品工業<4528>(東1)などが一段ジリ高となった。日経平均は14時にかけてダレたが、終盤は再び上げ、大引け間際に117円30銭高(3420円62銭)まで上げて2日続伸となった。東証マザーズ指数も高く、主な株価指数はそろって高い。

 後場は、東京精密<7729>(東1)やオリジナル設計<4642>(東2)が一段ジリ高となり、過日発表の四半期決算は減益だったが内容を吟味し直す動きとされて出直り、チエル<3933>(JQS)は第2四半期の黒字転換が好感されて2日連続ストップ高。また、アンジェス<4563>(東マ)は東証が「創薬」企業を念頭に11月中にも上場廃止基準を緩和との一部報道が好感されてジリ高。

 東証1部の出来高概算は12億2347万株(前引けは5億8654万株)、売買代金は1兆9051億円(同8978億円)。1部上場2154銘柄のうち、値上がり銘柄数は1090(同942)銘柄、値下がり銘柄数は973(同1113)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は13業種(前引けは9業種)となり、値上がり率上位の業種は、医薬品、その他製品、情報・通信、精密機器、サービス、電気機器、鉱業、不動産、機械、陸運、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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