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6日の中国本土市場概況:上海総合0.4%安で4日ぶり反落、保険・不動産下げ主導
記事提供元:フィスコ
*16:54JST 6日の中国本土市場概況:上海総合0.4%安で4日ぶり反落、保険・不動産下げ主導
6日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比12.97ポイント(0.43%)安の2978.60ポイントと4日ぶりに反落した。上海A株指数も下落し、13.57ポイント(0.43%)安の3120.67ポイントで取引を終えている。
前日までの3日続伸を受け、反動売りにおされる流れ。足もとで上げの目立っていた銘柄群が安く推移し、全体相場の重しとなった。米中貿易摩擦の緩和や中国の政策に対する期待感などで指数はプラス圏で推移する場面がみられたものの、終盤に入り売りの勢いが増している。通商交渉を巡る新規ニュースに乏しいなか、続報待ちのスタンスが買いを手控えさせた。
保険株と不動産株が下げを主導する。中国人民保険集団(601319/SH)が1.7%安、保利地産(600048/SH)が2.0%安で引けた。消費関連株も安い。スーパーマーケット大手の永輝超市(601933/SH)が3.3%下落した。不動産株、自動車株、エネルギー株、医薬品株、運輸株なども売られている。
半面、銀行株の一角はしっかり。招商銀行(600036/SH)が1.3%高、中国工商銀行(601398/SH)が1.0%高と上昇した。航空・防衛関連株や非鉄株の一角も買われている。
一方、外貨建てB株は値下がり。上海B株指数が1.55ポイント(0.59%)安の263.13ポイント、深センB株指数が1.24ポイント(0.14%)安の907.45ポイントで終了した。
【亜州IR】《FA》
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