NYの視点:FRB高官、10月会合後年内金利据え置きに傾斜も

2019年10月18日 07:35

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記事提供元:フィスコ


*07:35JST NYの視点:FRB高官、10月会合後年内金利据え置きに傾斜も
米連邦準備制度理事会(FRB)は、経済指標や貿易協議の進展次第だが10月29−30日に開催が予定されている連邦公開市場委員会(FOMC)後、利下げを打ち止める可能性があると見られている。もしくは、10月の利下げを見送るとの見方もここにきて浮上した。FOMCメンバーはすでに実行済の政策の成果を見極めたい考えを強めている可能性が指摘されている。

最近の米国製造業鈍化の一因として関税以外に米自動車大手GMのストライキや、ボーイングのマックス737需要停滞という特別要因が挙げられる。また、FOMCはすでに実施した保険的な政策が最近の弱い結果への対応に「十分」と考えている可能性もある。米中は貿易で部分的合意を達成、追加関税を回避。英国の欧州連合(EU)離脱のめどがたったことも見通しリスクを軽減する。

過去2回の利下げを支持し、ハト派としても知られ2019年のFOMC投票権を有するエバンス・シカゴ連銀総裁は今週の講演で、もし、指標が悪化した場合あと一回の利下げを支持する意向だが、基本的にFRBは年内金利を据え置くと見ていると言及。

ダラス連銀のカプラン総裁は将来の利下げに関して、わからないと述べている。パウエルFRB議長は先週の講演で、多くが市場の10月の追加利下げの憶測を認識しているが、決定は会合ごとにしていくと、将来の決定に関しては中立的な姿勢を示した。金利先物市場では10月の利下げを82%織り込んだ。

FRBはまず、昨年の利上げから利下げに軌道修正。第2にバランスシートの削減を停止。第3に本年2回の利下げに踏み切った。本年はおそらく、10月、または12月のFOMCであと一回の利下げに踏み切る可能性も残る。しかし、FRBは更なる処置をする前に、現行の政策がどのように効果を与えているかを確認することを望んでいるようだ。

FOMCが市場よりも景気に自信をもっているのは確か。今週は、クラリダ米連邦準備理事会(FRB)副議長も講演を予定しており、発言で利下げの行方を探る。《CS》

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