白金市場に買いチャンス到来? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

2019年10月7日 12:51

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記事提供元:フィスコ


*12:51JST 白金市場に買いチャンス到来? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今回はブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の「週間レポート」の中から原油市場についてのレポートをご紹介します。

「白金市場の総括」のレポートでは、まず白金価格の値動きについて、『NY白金(2020年1月限)は、9月5日に一時1006.1ドルまで上昇しましたが、』『NY白金が1年7カ月ぶりに「1 000ドルの大台乗せ」となったことを受けて、売り圧力が高まった』ことや『米国株の急落が圧迫要因となってNY白金の下げ足が強まった』ことで下落したと伝えており、『10月2日の安値が875.6ドルとなりました』と述べています。

レポートに添付している「NY白金の月足」のチャートで、 「770ドル付近の下値抵抗線」の様子が見て取れると解説しており、『白金市場に対する値ごろ買いも一考かもしれません』と考察しています。

また、NY白金は2011年より長期下落トレンドとなっていましたが、『8年間に及ぶ長期下落トレンドが終了した可能性も高まってきました』と分析。加えて、『NY白金における「リーマンショック後からの770ドル付近の下値抵抗線」と「2011年より続く右肩下がりの上値抵抗線」が ここにきてクロスしたことはとても重要』だとの見解で、さらに『「2011年より続く右肩下がりの上値抵抗線」を突破し始めた』ことから、『NY白金のトレンドが9年ぶりに大きく変化する可能性も出てきました』と示唆しています。

さらに、白金に対するファンダメンタルズに関しては、同じ貴金属銘柄としての金相場、同じ自動車触媒用金属としてのパラジウムやロジウムの動向も重要であるとのことで、『特に史上最高値を更新し続けているパラジウムとロジウムは、来週の米中通商協議や中国政府の経済刺激策の行方次第では、更に高騰する可能性もあります』と考察しています。

テクニカル的にもファンダメンタルズ的にも、白金市場は買いにチャンスがありそうです。参考にしてみてください。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の10月4日付「週間レポート」にまとめられています。週間レポートは会員限定となっており、メール情報会員となれば読むことができます。ご興味があればご登録ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子《HH》

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