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金相場の地合いが悪い背景は サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
*14:56JST 金相場の地合いが悪い背景は サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。チャートを見ていると、NY金が9月4日の高値を頂点に三尊天井を形成しているようにも見られますね。さらなる下落となるのか、今日は気になる金市場についてのレポートをご紹介します。
松永さんのレポートでは、9月30日のNY金が急落し、『2カ月ほど前から続く1485ドル付近の下値抵抗線を割り込み、1465ドルまで下落して取引を終えました』とのことで、『それにより2カ月間程続いた1485~1550ドル付近でのブックス圏相場から「保合い下放れ」となり、新たなトレンド入りとなったようです』と伝えています。
また、金相場の地合いが悪いとの見解で、『同じリスクヘッジ志向の米10年債が2日連続で小動きとなった反面、NY金が2日続落で大幅下落』となったことは特に注目すべきことだと述べています。
NY金におけるファンドの買い越し枚数については、『9月24日時点で31万2444枚にまで増加し、3年前の天井圏の時とほぼ同数の買い越し枚数まで増加していたので、限界まで買い進んだファンドの手仕舞いが加速したようです』と考察。『過去5年間でファンドの買い越し枚数が30万枚を超えたのは、今回を合わせて4営業日しか』ないとのことで、『「ファンドの買い越し枚数のピーク=NY金の天井」という傾向』であると分析しています。
加えて、史上最高値を2年前から更新し続けているNYパラジウム市場を例に挙げ、『「総取組高におけるファンドの買い玉比率」を比べると、今のNY金がNYパラジウムとほぼ同じ比率になっていることからも、現在のNY金におけるファンドの買い進み限界点に達していることが理解できるのではないでしょうか』と示唆しています。
参考にしてみてください。
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の10月1日付「金市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子《HH》
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