ファミリーマート、アマゾン専用宅配ロッカーの設置開始

2019年9月20日 11:49

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「Amazon Hub ロッカー」のイメージ。(画像: ファミリーマートの発表資料より)

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 ファミリーマートはアマゾンジャパンと荷物受け取り専用ロッカーの設置に関する業務提携を結び、18日より、首都圏を中心とした店舗への設置を始めた。アマゾンで商品を注文した人がファミマの店舗で商品を受け取る仕組みで、2019年度中に約50店舗に設置する予定。コンビニエンスストア業界は競争激化で売り上げが伸び悩んでいるだけに、アマゾンとの提携で来店客を逃がさない狙いもある。

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 専用ロッカーの荷物保管期間は3日間で、店舗の営業時間に合わせて原則として24時間対応する。商品を購入した人がファミマの店舗に来店し、事前にメールで届いていたバーコードをロッカーに読み取らせて開錠、荷物を受け取る仕組み。ロッカーは設置する店舗の状況に合わせ、幅1.8メートルから5メートル弱までのサイズがあり、各店舗で設置場所を決める。

 ファミマはインターネット通販サイトの店舗受け取りサービスを展開しているが、年々利用者が増加している。全店舗で取り扱う荷物の量は年間で約1,200万個に及び、その8割をアマゾンの商品が占めている。多い店舗だと1日に40~50個も取り扱っており、その結果、店員のレジ業務の負荷が大きくなるだけでなく、バックヤードの空間を圧迫して作業効率を下げていた。

 ロッカーの設置は人手不足で苦しむ店舗の支援策の一面があるほか、商品受け取りでやってくる客を逃がさない狙いもある。また、店舗での受け取りがさらに進めば、宅配便業者の問題になっている再配達の削減にもつながる。

 アマゾンは宅配ロッカーの「Amazon Hub ロッカー」と、スタッフが荷物を受け渡す「Amazon Hub カウンター」を9月中に東京都と神奈川県で数十カ所設置し、2020年以降全国に拡大する計画。

 ロッカーやカウンターの設置場所はファミマのほか、小田急電鉄、富士シティオ、昭和女子大学、東京海上日動火災保険、大学生協事業連合などを予定している。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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