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映画シリーズも大ヒットした『ハリー・ポッター』が、エクソシストの助言によりアメリカで学校図書から排除され、話題となっている。
この出来事は、アメリカ・テネシー州ナッシュビルにあるカトリック系の学校で起きた。排除の理由は、エクソシストらの「同作の中で本物の呪いや呪文が使われている」との助言を受けた、神父の懸念が切っ掛けのようだ。
■本物の魔法陣や呪文理由に『ハリー・ポッター』が図書館から消える
CNNなどの報道によると、テネシー州ナッシュビルにあるカトリック系の学校セント・エドワード・カトリック・スクールでは、エクソシスト(悪魔祓い)の助言を受けた神父により、学校図書から『ハリー・ポッター』シリーズの排除を勧められたという。
神父は、ハリー・ポッターの作中では、「本物の呪いや呪文」が使われており、「読み上げると悪霊を呼び出したり、人の心に入り込む恐れがある」ことを理由としている。
AFP通信によると、ナッシュビル・カトリック司教育管区の教育長は、地元紙に対して、同神父には「そのような(同書の排除を)決定を行う権限がある」と述べたという。同校では今まで『ハリー・ポッター』シリーズの本を収蔵してきたが、これにより新たに開設された図書館では、生徒の閲覧ができなくなるようだ。
小説はもとより、映画、ゲーム、テーマパークのアトラクションなど、日本にもファンが多い世界的ヒット作『ハリー・ポッター』シリーズ。実はこの『ハリー・ポッター』シリーズ、本文中で描かれる敵=悪魔への崇拝や、黒魔術を推奨しているのではとの懸念から、アメリカのみならず舞台のイギリスの学校でも幾度となく"禁止"とされてきた経緯がある。
日本人にとっては不思議に思うかも知れないが、キリスト教信者にとっては悪魔信仰や魔法による死者の蘇生は、それこそ国をも揺るがす大事件であるのだ。
英国の女流作家J・K・ローリングが、英国を舞台に綴った物語『ハリー・ポッター』。恐ろしい魔法が解けたなら、子供たちが待つ図書館へと戻る日が来るのか気になるところだ。(記事:高塔・記事一覧を見る)
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