こう着ながらやや強気スタンスに/後場の投資戦略

2019年9月9日 12:26

印刷

記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;21305.89;+106.32TOPIX;1546.62;+9.52

[後場の投資戦略]

 日経平均は狭いレンジでのこう着ではあるが、先週からのリバウンド基調が継続しており、21300円台での底堅い値動きをみせている。依然として出来高は振れていないが、米中協議の行方や香港問題など見極めたいところであり、積極的な参加者は限られている需給状況には変わりがないだろう。来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されており、米金利動向には注視する必要があるだろう。ただし、FOMCでの利下げは織り込み済みであるほか、それ程悪くない米経済により大幅な利下げは考えづらいところでもあり、米長期金利の急低下への懸念も後退している。

 先物オプション特別清算指数算出(SQ)が週末に控えているため、限月交代に伴うロールオーバー等の商いが中心になることから、先物主導での仕掛け的な流れは期待しづらいところでもある。ただし、ショートカバー中心ではあろうが、底堅さからのレンジ切り上げを見極めるところであろう。日経平均は75日線を上放れ、一目均衡表では雲上限を捉えてきている。明日には雲を上放れる可能性があるほか、遅行スパンは実線を突破して、上方シグナルを発生させてきている。やや強気スタンスで臨みたいところであろう。《AK》

関連記事