【株式市場】NYダウの大幅反発や円安を受け日経平均は一時508円高、8月2日以来の大台を回復

2019年9月5日 12:02

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万1131円08銭(481円94銭高)、TOPIXは1538.72ポイント(31.91ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増勢に転じ6億5148万株

 9月5日(木)前場の東京株式市場は、NYダウの大幅反発237ドル高やユーロ高を受けた円安などが好感され、日経平均は151円高で始まった後も時間とともに上げ幅を拡げた。ソニー<6758>(東1)の年初来の高値更新などを受け、11時過ぎには508円01銭高(2万1157円15銭)まで上昇。前引けも481円34銭高となり、2万1000円台は、取引時間中としては8月2日以来となった。

 主な株価指数はそろって高い。海運株が運賃市況高や香港情勢の安定化期待などでほぼ全面高となり、貴金属回収・産金株も高い。ソニーが筆頭株主のエムスリー<2413>(東1)は日経平均(225種)への採用が材料視されて活況高。加賀電子<8154>(東1)、立花エレテック<8159>(東1)、栄電子<7567>(JQS)などの技術商社が高く、ミダック<6564>(東2)は9月13日を基準日とする株式3分割で急伸。ITbookホールディングス<1447>(東マ)は政府の「マイナンバーカード」新興策が材料視され連日急伸。

 東証1部の出来高概算は増加に転じ6億5148万株、売買代金は1兆1181億円。1部上場2150銘柄のうち、値上がり銘柄数は2006銘柄、値下がり銘柄数は111銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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