【特集】秋相場のテーマ株に浮上するかもしれない注目銘柄とは!?

2019年9月2日 10:18

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【中間期業績を上方修正した銘柄】

 当特集では、「百年河清を俟(ま)つ」のではなく、あと1カ月か2カ月待って秋相場のテーマ株に浮上するかもしれない銘柄群に注目することとした。今年7月末から8月にかけた四半期決算の発表時に中間期業績を上方修正した銘柄である。通常の業績上方修正銘柄といえば、通期業績を上方修正した銘柄になる。しかしにもかかわらず、決算期は12月期、3月期、1月期と異なるが、中間期業績を上方修正した銘柄をなぜ取り上げるかといえば、修正を慎重に中間期業績のみにとどめたことは、決算期の進行とともに通期業績を上方修正するもう一度のチャンスを内包していることになるかもしれないからだ。

■ストップ高の高感応度銘柄を中心に年初来高値銘柄は再度のサプライズも

 中間期業績を上方修正した銘柄の株価感応度を詳しくみると5つのパターンにグループ化できそうだ。第1のグループは、上方修正がサプライズとなってストップ高した銘柄で、明豊ファシリティワークス<1717>(東2)、太平電業<1968>(東1)、ポート<7047>(東マ・福Q)の3銘柄で、明豊ファシリはその後も高値を追い、太平電業、ポートはほぼ往って来いとなっているが、通期業績が上ぶれるようなら再度のサプライズ高も期待される。

 第2は、この株価パターンの銘柄が多いが、上方修正とともに年初来高値を更新した銘柄である。コード番号順に上げるとウィル<3241>(東1)、フォーライフ<3477>(東マ)、東洋ビジネスエンジニアリング<4828>(東1)、東京鉄鋼<5445>(東1)、メタルアート<5644>(東2)、オルガノ<6368>(東1)、兼松エンジニアリング<6402>(東1)、SPK<7466>(東1)、タムロン<7740>(東1)などで、投資採算的にも割安水準にあるだけに下値買い妙味を示唆している。

 第3は、上方修正以来、8月の波乱相場を尻目に一貫して上昇し戻りを試している銘柄で、アルテ サロン ホールディングス<2406>(JQS)、関東電化<4047>(東1)、バンダイナムコホールディングス<7832>(東1)、日本エスコン<8892>(東1)が該当し、関東電化、日エスコンなどなお低PER放置となっているだけに、上値余地が大きそうだ。

■年初来安値から底上げの倉庫株やマイナス感応度銘柄は「リターン・リバーサル」妙味

 第4のグループ株は、上方修正がキッカケで年初来安値から底上げした銘柄で、前記のポートのほか三井倉庫ホールディングス<9302>(東1)、住友倉庫<9303>(東1)の3銘柄となる。倉庫株は、相場の最終盤ステージで動意付く株価習性があり、さらに湾岸エリアに保有する営業倉庫用地に含み資産思惑が働きやすいだけに、このところ人気の不動産投資信託(REIT)への一段のツレ高も想定される。

 最後のグループ株は、上方修正にもかかわらずむしろ株価が値下がりの反応をし、なかには年初来安値追いとなった銘柄である。日本アクア<1429>(東1)、クレハ<4023>(東1)、大倉工業<4221>(東1)、ミライアル<4238>(東1)、サカタインクス<4633>(東1)、三谷セキサン<5273>(東1)、ローランド ディ.ジー.<6789>(東1)、商船三井<9104>(東1)、大垣共立銀行<8361>(東1)、ビジネスブレイン太田昭和<9658>(東1)などで、低PER・PBR水準を余儀なくされているだけに、下げた株ほど良く戻るとする「リターン・リバーサル」対応も、有望となりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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