法政大がG大阪に勝利 鹿屋体育大は大分に惜敗 サッカー天皇杯3回戦

2019年8月15日 08:09

印刷

 14日、サッカーの天皇杯3回戦が各地で行われ、東京・味の素フィールド西が丘ではガンバ大阪が法政大学と対戦し0-2で敗れた。法政大は今大会2回戦でJ2東京ヴェルディに勝利し、その勢いのままJ1G大阪をも撃破、旋風を起こしている。一方、G大阪は昨年も関西学院大に敗れており、2大会連続で大学勢に敗れた。

 試合は法政大が前半8分、平山駿が強烈なミドルシュートを放つなど序盤から攻勢を仕掛ける。前半24分、法政大は田中和樹が右サイドから横パスを出すと大西遼太郎がDFを交わして放ったシュートがゴール隅に決まって先制する。G大阪は個人技、パスワークともに格の違いを見せつけるが、法政大の身体を張った守備に得点が奪えない。

 逆に後半25分、法政大は左CKをニアサイドに飛び込んだ森岡陸が合わせて追加点を奪う。直後にG大阪はアデミウソンを投入し、巻き返しを図るも守備に徹した法政大のゴールは最後まで割れなかった。

 大分・昭和電工ドームでは大分トリニータが鹿屋体育大学と対戦し2-1で勝利した。鹿屋体育大は今大会2回戦でJ1名古屋グランパスに勝利し、J1大分トリニータにも粘りを見せたが、延長戦の末、惜敗した。

 試合は0-0で迎えたアディショナルタイムに、大分が高山薫のクロスを星雄次がヘッドで合わせ先制する。このまま逃げ切るかに思われたが、大分のバックパスがそのままゴールインするオウンゴールで延長戦に突入する。延長後半15分、大分は伊藤涼太郎がゴール前でのこぼれ球をシュートして決勝点を挙げた。

関連キーワード

関連記事