環境規制強化の影響で開発が期待される電気推進船

2019年8月13日 20:47

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記事提供元:スラド

 Anonymous Coward曰く、

 旭タンカーとエクセノヤマミズ、商船三井、三菱商事の4社が、電気推進船(EV船)の開発や普及促進に向け、e5ラボという会社を設立した(プレスリリース)。まずは2021年半ばまでに東京湾内で運航する内航タンカーをEV化するとともに、タンカー以外の内航船種や外航船のEV化開発も進めるという。

 背景には、海運業界でも環境規制が厳しくなっていることがあるようだ。国連の国際海事機関では、2020年までに船舶燃料に含まれる硫黄を90%削減する協定が締結されているほか(過去記事)、2050年までに海運船舶のCO2排出量を半減することで合意している。また、EV化により船内の環境改善も期待できるという(日経ビジネス)。

 まだEV船の市場形成には至っていないものの、開発競争は進んでいるとのことで、たとえばロールスロイスは昨年にバッテリー駆動の船舶エンジンの提供を開始した。また、ノルウェーのKongsberg Gruppen ASAは、電気コンテナ船の開発を進めている。しかし、タンカーのように数千マイルを航行するEV船では、途中でバッテリーの再充電が避けられないなど、まだ多くの課題が残されているという(BloombergSlashdot)。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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