フレアスは医療保険適用マッサージ事業が主力、20年3月期増収増益予想

2019年7月30日 09:06

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 フレアス<7062>(東マ)は医療保険適用マッサージ事業を主力としている。20年3月期増収増益予想である。株価は6月安値から反発している。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、底打ちした可能性がありそうだ。

■医療保険適用マッサージ事業が主力

 19年3月東証マザーズに新規上場した。在宅医療サポート企業として、あん摩マッサージ指圧師によるマッサージ事業を展開している。その他事業として訪問看護事業も展開している。

 マッサージ事業は、医療保険適用マッサージサービスを主力として、星野リゾートと業務提携したリラクゼーション目的の保険適用外マッサージサービスや保険適用外SPA(スパ)サービスも提供している。19年3月期末の事業所数(FC9カ所、保険適用外・SPA13カ所を除く)は87カ所である。

 19年7月には医療保険適用マッサージサービスに係るFC事業を開始した。

■20年3月期増収増益予想

 20年3月期の非連結業績予想は、売上高が19年3月期比13.0%増の41億92百万円、営業利益が5.4%増の2億91百万円、経常利益が6.5%増の3億33百万円、純利益が5.8%増の1億86百万円としている。

 既存事業所の成長、大阪エリア進出を含む4事業所の新設などで増収、あん摩マッサージ指圧師増員に伴う人件費・採用費増加を吸収して増益予想である。収益拡大を期待したい。

■株価は底打ちの可能性

 株価は6月安値1845円から反発して2000円台で推移している。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、底打ちした可能性がありそうだ。7月29日の終値は2204円、時価総額は約51億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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