JASRAC、音楽教室との裁判対策で職員を音楽教室に2年間通わせる

2019年7月9日 07:41

小

中

大

印刷

記事提供元:スラド

 2017年に日本音楽著作権協会(JASRAC)が音楽教室での演奏について著作権使用料を徴収する方針を示したが(過去記事)、これに対し音楽教室業界は反発教室での演奏は著作権が及ばないことの確認を求めた裁判に至っている。この裁判に向けて、JASRACが著作権侵害を確認するために同協会の職員を身分を隠して生徒として約2年間通わせて調査を行っていたそうだ(朝日新聞ITmedia)。

 弁理士の栗原潔氏によるとこういった行為は違法ではなく、またそれによって得られた証拠についても証拠能力はあるという(Yahoo!ニュース)。ただ、調査員が述べている「教室での演奏はまるで演奏会の会場のようだった」というような主観的意見については証拠能力としては微妙だそうだ。

 スラドのコメントを読む | YROセクション | YRO | 法廷 | 著作権 | 音楽

 関連ストーリー:
音楽教室の業界団体、文化庁に対しJASRACによる一方的な著作権使用料徴収を保留させるよう申請 2017年12月22日
JASRAC、裁判の結果を待たずに音楽教室からの使用料徴収を開始する方針 2017年12月15日
ヤマハ音楽振興会、教室での演奏は著作権が及ばないことの確認を求め提訴 2017年05月16日
大手音楽教室運営者ら、JASRACの音楽教室からの著作権料徴収に反対する団体を結成 2017年02月07日
JASRAC、音楽教室から著作権料徴収を行うことを計画中 2017年02月02日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード著作権侵害JASRAC裁判