ヤマシタヘルスケアHDがストップ高、5月決算の営業利益予想などを一転増益に修正

2019年7月5日 10:25

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■当初は一般管理費の増加などで減益を想定していたが、主事業好調で物流改革も奏功

 ヤマシタヘルスケアホールディングス(ヤマシタヘルスケアHD)<9265>(東1)は7月5日、買い気配のままストップ高の1545円(300円高)で始まり、一気に年初来の高値を更新した。4日の取引終了後、2019年5月期の連結営業・経常利益、および配当予想の大幅な増額修正を発表し、注目集中となった。10時にかけても1545円(300円高)前後で大商いとなっている。

■営業利益の予想は従来予想を72%増額修正

 19年5月期の連結営業利益の見通しは従来予想を71.7%増額して5.27億円の見込み(同14.3%の増加)とした。営業体制の強化などが奏功したほか、医療機関の設備投資需要の回復など、市場環境の好転もみられ、中核事業である医療機器販売業の全事業分野において、前年実績を上回る展開となった。連結売上高は従来予想を3.3%増額して615.33億円の見込み(前期比では4.8%の増加)とした。

■新設した物流部門の統括部署MAL中心に物流の効率化やコスト削減に取り組む

 当初、利益面では、人件費や物流コスト、一般管理費の増加等により各利益とも減益を想定していたが、物流部門の統括部署として新設したMAL(Medical Active Logistics)事業部が中心となり、物流センターとSPDセンターの連携強化による物流の効率化やコスト削減に取り組んだことから、経費面で期初予想を下回る見込となった。

 特に、主力事業分野である一般機器分野については、放射線関連機器や手術関連機器等、低侵襲治療分野については、サージカル備品やIVE(内視鏡処置用医療材料)等を中心に売上が期初予想を上回って推移し、一般消耗品分野についても、SPD事業における医療材料、消耗品の売上が期初予想以上に増加した。

 こうした推移を受け、5月期末配当は従来予想の1株当たり24.0円を40.0円の予定に大幅増配とした。前期実績は24円ちょうどだった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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