ホンダF1、オーストリアグランプリで13年ぶりの優勝!

2019年7月1日 17:29

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優勝したフェルスタッペン(画像: 本田技研工業の発表資料より)

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  • フィニッシュの瞬間(画像: 本田技研工業の発表資料より)
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 6月30日(現地時間)に行われたF1世界選手権第9戦オーストリアGPにおいて、ホンダエンジンを搭載するレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが今季初優勝を飾った。これは2006年のハンガリーGPでBARホンダのジェンソン・バトンが優勝して以来、ホンダにとって13年ぶりの優勝となる。そして開幕から続いたメルセデスの連勝を食い止めることにも成功した。

■念願のフロントロースタート

 予感はあった。予選でフェルスタッペンがクラッシュするアクシデントがあり、ロングランでのテストを消化出来なかったものの、予選2位のタイムを出したメルセデスの一角ハミルトンがペナルティで5位に降格したため、2位に繰り上がりフロントロウ(最前列)に並ぶこととなったのだ。

 かねてより、レースでのペースはいいが予選での一発の速さがないことが問題視されていたことから、念願のフロントロウからスタートダッシュ出来れば優勝の可能性はこれまで以上に高いと思われていたのだ。

■まさかのスタートミスで7位に後退

 ところが、2005年にエンジンサプライヤーとしてF-1に復帰して以来、ホンダを勝利から遠ざけたレースの女神は、簡単にはその美酒を与えなかった。多分、ヨーロッパの女神に違いない。

 ポールポジション(予選1位)のフェラーリのシャルル・ルクレールと、メルセデスのバルテリ・ボッタス、ルイス・ハミルトンがこれに続くが、2番グリッドのフェルスタッペンはスタートに失敗。加速が鈍く、ターン1までに7番手に後退してしまったのだ。

 予選7番手だったレッドブルの同僚ガスリーにも抜かれそうになるが、ここはフェルスタッペンを先に行かせて前を追撃させることになる。ここからフェルスタッペンが怒涛の追い上げを見せることになる。オーバーテイク(追い越し)が困難と言われる現在のF-1において、このフェルスタッペンのオーバーテイクショーは見ものだった。

■最速ラップを連発で怒涛の追い上げ

 最速ラップを連発し、まずはマクラーレンのノリスを7周目のターン3で攻略。さらに9周目のターン3でアルファロメオのライコネンもパスして5番手に浮上し、さらにフェラーリのセバスチャン・フェテルを抜いたフェルスタッペンは、ボッタスとのギャップを縮め、56周目のターン4でパス。さらにファステストラップを記録する走りで5秒前方の首位ルクレールを追いかけた。

 ペースが圧倒的に良いフェルスタッペンは焦ることなくルクレールを追い詰め、68周目のターン3でインに飛び込み首位に浮上するが、ターン3の立ち上がりでルクレールが再び前に出て首位を奪い返すという攻防が続いた。

■残り3周で首位に!

 69周目のターン3でフェルスタッペンはインに飛び込むが、ルクレールと接触して押し出しながらも首位に出る(この行為が審議対象となったもののペナルティはなかった)。そのままトップでチェッカーを受け、レッドブルのホームコースでレッドブルホンダに勝利をもたらし、母国オランダから大挙して応援に駆けつけたファンを喜ばせた。

この結果、フェルスタッペンはベッテルを押さえてドライバーズランキング3位になっている。その他レース結果は、3位はボッタス、4位はベッテル、そしてレッドブルホンダのガスリーは7位となっている。(記事:田中秀雄・記事一覧を見る

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