歌詞表示サービスGenius、モールス符号埋め込みGoogleの無断使用を検出

2019年6月20日 18:31

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記事提供元:スラド

 headless曰く、

 Google検索では洋楽曲のタイトルを入力(曲によってはアーティスト名や「lyrics」を付加)して検索すると検索結果に歌詞が表示されるようになっているが、一部は歌詞表示サービスGeniusのWebサイトから無断で転載されおり、Genius側はその証拠もつかんでいるとWSJが報じている(MashableThe VergeSlashGearAndroid Police)。

 Geniusでは2016年ごろから一部の曲の歌詞に無断転載検出用の「ウォーターマーク」埋め込みを開始していたという。このウォーターマークはアポストロフィー「'」の一部を右シングルクォーテーションマーク「’」に置き換えるというもの。置き換えを行う曲ではすべて「'’''’'''''''’’'’'''’''」という並び順になっており、「'」をモールス符号の短点、「’」を長点に置き換えて読むと「red handed」(現行犯で、現行犯の)になるようにしてあったそうだ。

 これを証拠にしてGeniusは2017年からGoogleにたびたび申し入れをしていたとのことだが、Google側は特に対応していなかったようだ。GeniusによるとGoogleが無断転載していた歌詞は100曲以上に上ったという。Googleは複数のパートナーからライセンスを受けて歌詞を掲載していると述べていたが、WSJの記事が16日にオンラインで掲載されたのち、パートナーに問題が確認されたら契約を打ち切るという第2の声明を出している。Googleは2016年から歌詞のライセンスサービスLyricFindと提携しているが、LyricFindは自社のチームで歌詞の文字起こしを行っており、Geniusの歌詞を流用してはいないとWSJに回答したとのこと。

 記事では例としてアレッシア・カーラの「Not Today」を挙げているが、既にGoogleの検索結果で表示される歌詞は修正されているようだ。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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