【中国の視点】インドは米国に報復関税、米印関係が急速悪化

2019年6月18日 12:32

小

中

大

印刷

記事提供元:フィスコ


*12:32JST 【中国の視点】インドは米国に報復関税、米印関係が急速悪化
インド政府は15日、一部の米国輸入品に対して輸入関税の引き上げを実施すると発表した。16日から適用するという。これは米国がインドを一般特恵関税制度(GSP)の対象から除外したことに対する報復手段だとみられている。

今回はりんご、アーモンド、クルミ、ひよこ豆、リン酸など28品目は対象となる。関税の引き上げでインドは約2億1700追う米ドル(約235億円)の税収増につながる見通しだ。

米国は昨年、インド産鉄鋼やアルミに対する高い輸入関税を導入したことについて、インド政府はすでに昨年6月に米国に対する報復関税の実施方針を発表した。ただ、両国間の一連の貿易交渉を控え、報復関税の引き上げは先送りされた。

米印両国の年間貿易額は現在、約1421億米ドルに上り、2001年の7倍になる。ただ、両国の関係はここ数週間で急速に悪化している。今月初め米国はGSPからのインドを除外したことが主因だとみられている。また、インドも電子商取引(EC)分野に新規定を導入したため、アマゾンやウォルマート、マスターやVISAなど米国のEC大手やクレジットカード決済サービス企業に対する打撃は大きい。

中国の専門家は、すでに減速しているインド経済について、米印関係の悪化により、一段と低迷する恐れがあるとの見方を示した。なお、5月のインドの燃料使用量は前年同月から横ばいとなり、景気の減速を示している。また、1-3月期のインド成長率は5.8%まで落ち込んでおり、約4年ぶりの低水準を記録した。《AN》

広告

写真で見るニュース

  • 発見されたビクラムの破片。(c) NASA/Goddard/Arizona State University
  • (c) 123rf
  • 前主系列星の進化の模式図。ガス雲の中心で赤ちゃん星(原始星)ができると、原始星に向かって落ち込む(降着する)ガスの一部は円盤(原始惑星系円盤)を作り、ガスが恒星表面に向かって公転しながら降着する。この時、中心星の近くにあるガスの一部は、双極方向のガス流として星間空間へ放出される。その後、原始惑星系円盤の中で惑星を形成する材料である微惑星と呼ばれる小天体が形成され、やがて、微惑星同士の合体によって惑星が形成される。(画像: 京都産業大学の発表資料より)
  • ポルシェ・タイカン
  • 「ネオトーキョー ミラーカム」。(画像:モジの発表資料より)
  • さんすて岡山飲食ゾーンのイメージ(JR西日本など発表資料より)
  • 使用されているスーパーコンピュータ(画像: IBMの発表資料より)
 

広告

ピックアップ 注目ニュース