日経平均は73円安でスタート、任天堂やソフトバンクGがさえない

2019年6月12日 09:29

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;21130.39;-73.89TOPIX;1554.98;-6.34

[寄り付き概況]

 12日の日経平均は前日比73.89円安の21130.39円と反落で取引を開始した。米国株式相場は下落。米中首脳会談で何らかの合意が無ければ、中国からの輸入品に対する追加関税を発動すると発言したことが売りにつながった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の21190円。この流れから、日経平均は利益確定の売り先行により反落で寄り付く形となった。その後は下げ幅を縮める動きとなっている。

 業種別では、その他製品、金属製品、情報・通信業、保険業、証券・商品先物取引業、銀行業などがマイナスで推移。一方、パルプ・紙、精密機器、食料品、小売業、サービス業などがプラスで推移している。売買代金上位では、日本通信<9424>の下落が目立つほか、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、太陽誘電<6976>、KDDI<9433>、NTTドコモ<9437>などがさえない動きとなっている。一方、MonotaRO<3064>、ファーストリテ<9983>、楽天<4755>、ZOZO<3092>、キヤノン<7751>などがプラスで推移している。《US》

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