6月のくりっく365、トルコリラ・円は上げ渋りの展開か

2019年6月10日 12:36

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記事提供元:フィスコ


*12:36JST 6月のくりっく365、トルコリラ・円は上げ渋りの展開か
東京金融取引所(金融取)が手掛ける取引所為替証拠金取引「くりっく365」では、5月の取引数量は前月比19.4%増の219万9105枚となった。1日の平均取引数量は9万5614枚と前月比で増加し、月末時点の証拠金預託額は4712億円と前月比で約19億円増加した。取引通貨量では、トルコリラ、米ドル、豪ドル、南アフリカランド、英ポンドの順となっている。一方、取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」では、4月の取引数量は前月比116.4%増の90万6455枚。1日の平均取引数量は3万9489枚と前月比で大幅に増加した一方、月末時点の証拠金預託額は695億円と前月比で約19億円減少した。

5月の取引数量トップは、トルコリラ・円の48万3887枚(前月比8.2%減)であった。国内政治不安の高まりを嫌ってリスク回避的な米ドル買い・リラ売りが観測され、トルコリラの対円レートは軟調推移となったが、その後やや一服。ただ、国内資本市場への資金流入がただちに増える見込みは小さいことから、リスク回避的なリラ売りは継続した。また、豪ドル・円の取引数量は前月比47.0%増、前年同月比57.7%増の27万4745枚であった。トランプ米大統領が米東部時間10日に、中国製品に対する関税を現在の10%から25%に引き上げると正式に発表したのを皮切りに、米中貿易摩擦激化への懸念が再燃し豪ドルの売り圧力となった。

6月のトルコリラ・円は、上げ渋りの展開か。原油価格の下落は経常収支の改善につながることから、リラ買い材料になるとみられる。ただし、トルコ政府はロシア製ミサイル防衛システムの配備を検討しており、正式に決定された場合、対米関係悪化を警戒してリラ売りが再び強まる可能性がくすぶっている。6月4日に米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が利下げの可能性を示唆した事で、ややドル売りが強まる傾向が続きそうだ。一方で景気減速や需要鈍化を背景に原油価格の低下が続くと、ドルの下げ渋りにつながるだろう。また、ポンド・円は6月7日に辞任予定のメイ英首相の後任争いを見極める展開となりそうだが、有力候補の一人であるジョンソン元外相は強硬派の代表格とみられている。ジョンソン氏は合意なき離脱の方針を変えていないため、ポンド売りは継続するだろう。《CN》

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